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小矢部市立津沢中学校

[小矢部市] 1987年竣工
所在地:富山県小矢部市

校舎のデザイン方針としてはゆとりと豊かな美しさを重視した。

1.曲線を生かしたデザインと扇型平面による創造的で魅力ある建設空間
2.学習方法の多様化に対応し得る多目的スペース(ワークスペース)を特色とする。

特に地域社会とのふれあいを強調し、地域諸行事への積極的参加による体験活動を通して、子どもたちの道徳的実践力が一層強化されることを祈り、設計をした。

体育館は校舎での「曲線を生かしたデザインと扇型平面による創造的で魅力ある建設空間」を踏襲し、校舎と体育の統一感を持たせた。
また、内部は構造フレームを意匠としてみせることで軽快感を持たせることとした。
武道場は木造とし、日本古来から伝わる柔道・剣道の練習や試合場として使用される場として、相応しい構造や形態、素材(マテリアル)を追求した。
また、切妻の屋根とすることで、周囲の環境と調和をはかるよう計画した。さたにはうだつのような壁を配置することで、大規模建築にありがちな単調になりやすい立面を避け、分節するような立面計画とした。

建築データ

発注:小矢部市
設計協力:司構造計画事務所(構造)
共和設備設計事務所、葵設備設計事務所(設備)
施工:坂田建設・山ワ建設工業共同企業体
敷地面積:37,285.00㎡
建築面積:2,512.00㎡
延床面積:5,274.00㎡
階数:地上3階 塔屋1階
構造:校舎:RC造
体育館:SRC造
武道場:木造大断面構造

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