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トヤマゴールドウィン 本社屋

[ゴールドウィン] 1989年竣工
所在地:富山県小矢部市

世界に羽ばたくスポーツメーカー「トヤマゴールドウィン」の計画である。
小矢部市津沢のランドマークとなるよう、正面のファサード表現は曲面とし、ガラスを多用することで、軽快デザインよりインパクトを与えた。さらにガラスは透明度をそれぞれのレベルで変えることで、表情を変えることを図った。また、人を迎え入れるアプローチ面については多く伸びる庇を設置し、明るい表情とするためにトップライトと点光源のライトを設けた。

南面と北面のファサードについては横長のシンプルなデザインとし、ゴールドウィンの落ち着いた商品を手がかりに計画した。
外壁はプレキャストコンクリートとし、ウォール21を仕上げとし、軽症化と工期の短縮をはかり、コスト削減を図った。
内部については、業務本部室やデザインルームなどの室はフレキシブルに使用できるよう大スパンとばす構造とし、無柱空間に近いものとした。さらに応接室や会議室、社長室については「ゴールドウィン」の格式高い設えとし、満足度の高い空間を目指した。

 

建築データ
発注:㈱トヤマゴールドウィン
設計協力:司構造計画事務所(構造)
建築環境設備(設備)
施工:佐藤工業・坂田建設・鷹栖建工共同企業体
敷地面積:19,508.00㎡
建築面積:5,209.00㎡
延床面積:21,789.00㎡
階数:5階 塔屋1階
構造:鉄骨造

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